「第2回 黒髪の会」でお会いできた皆様へ
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ラブホのサービスタイムが終わるのが20時、撮影を終えるのが19時頃ときに30ほど過ぎてしまう事がある、慌てて機材をかたずけて、シャワーを浴び、時計は19’50を指している、1秒でも過ぎると延長料金を支払ってくださいと入り口のおねいさんにおどかされている。
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スタジオの備品の中原中也をみさきに与えてみると、中也ですか?と意外な返事がかえった。最近の若い子にしてはめずらしいと親近感をおぼえる。やはり<汚れちまった悲しみを>読みますと云うにはまたまた驚きだ。みさきは22歳、俺もそんな頃にポーの詩集に涙して読んだものだ。
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葵さんに桟敷の撮影をお願いしようという企画が出たのは、俺のクラウドの打ち合わせの席でのことであった。スカトロの大御所に緊縛撮影のお願いは彼女のイメージを壊すのではないかと危惧したがこころよく引き受けてくれた。
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ヘアー解禁とわが業界が勝手にきけつけて恥毛を晒しているが、法的に許されている訳ではない。45年前はその1本でものぞいていると神経質に取り除いたものだ。
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2010年12月17日、東京駅から銚子犬吠埼行きの2時間のバスの中にこれから続く6年半の二人の揉め事の芽が埋まっていた。
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昨年の6月にきなこの尻に魅入って撮影中に脚立から足を踏み外す事故を起こしたいわくつきの女性です。
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始まりは6年ほど前と記憶する。俺は恋にやぶれて失意のどん底な生活であった。そんな時に須永佐和子という女性からパソコンにメールが届き、撮影をお願いしますとあった。内容は縄を受けると意識がとび、空の体が浮遊物のようにフワフワとただよい、そこの中に色々なイメージがおこってくる、というよりもその幻覚に襲われる。夢とも違う今は説明し難い感覚です。と云うような事が書かれていたように記憶する。
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身長155㎝スリーサイズ90。60。85芸能事務所からは仕事の内容の説明を受けないでやってきた女の子。当然に緊縛は初めて、というかそのような仕事があることも知らない地方のうぶな女の子です。地方にはまだそのような未開発な女の子がいるのだ。
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花さんと一緒すると俺のイメージは5年ほど前の菅野しずかに戻ってしまう。それほど菅野の目は暗闇の中をさまようような哀しげで印象深い眼差しが記憶に残る。
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少し遅れてスタジオ入りした、いちるさんはとても陽気なお嬢さんでした。身長は154cmと小柄な体がメイクルームを飛び跳ねるのです。
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この撮影は去年の秋に大型の台風が関東に接近していた日であった。伊藤晴雨の雰囲気で撮影をしようというのがテーマの一つでした。
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