
正座を綺麗に見せる女性は裸になればより艶やかな裸体で男を興奮させる。背筋が正しく伸びて佇んでも女性特有の身体の柔らかさが加わらないと魅力的には見る事ができない。舞はそれらを兼ね備えているうえに若者の持つ勇気(?)ー可能性の広がりはあるが実体のないーを感じさせる。実際に彼女の今後の芸術活動の夢を聞くとその可能性を羨み、若き日の俺の想いを懐かしむ。 続きを読む
正座を綺麗に見せる女性は裸になればより艶やかな裸体で男を興奮させる。背筋が正しく伸びて佇んでも女性特有の身体の柔らかさが加わらないと魅力的には見る事ができない。舞はそれらを兼ね備えているうえに若者の持つ勇気(?)ー可能性の広がりはあるが実体のないーを感じさせる。実際に彼女の今後の芸術活動の夢を聞くとその可能性を羨み、若き日の俺の想いを懐かしむ。 続きを読む
芥川賞の入選をめざす作家が茶びついっぱいに駄作を溜め込むがごとく、俺と美帆で撮っている写真が貯まるいっぽうだ。
俺の計画はそれらの写真を電子bookで発売したり(+縄+想い 美帆)のタイトルでいつか個展を開きたいと撮っている。個展だからといって気取ることはない肩の力を抜いていつもの力で撮影をするがいいのであろうが、それをあえて斜に構えてThe個展写真を撮ろうとしている。これは間違った方向かと自問しながら何か見つける事が出来るのではとあえてそのスタンスで取り組んでいる。欧米の緊縛写真には物語が見えないからつまらないといわれるが、まさに作品ともなるとおおにして耽美的で内容が軽い画像が撮れてしまう、俺にとって今の壁である。
写真の掲載は個展用ではないが容赦を願いたい。
杉浦則夫
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
葵との撮影はテンポが快調に進む、昼食前にほぼ1/3は撮り終えてしまう。協力的でクレームがない。
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今回の縛り師「一鬼のこ」氏について少し書きます。先日あるスタジオで写真を撮るから見に来ませんかと誘われて、ちょうど俺もホリゾント壁のスタジオを探しているおりであったから覗くことにした。開始から4時間程遅れてスタジオに入ると、巨大な赤いロープで創った菱形のインスタレーションが部屋一面をしめていた。 続きを読む
杉浦則夫緊縛桟敷の怒濤の撮影現場の中、緊縛された女性達が苦悩の末本物の顔を見せる瞬間を捉えるドキュメント作品。小さなサイズでしか提供できなかった動画を大幅に高解像度にして、HD長編リメイク版となっています。
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瀬名をスタジオまで連れて来たマネージャーが縛りはできるだけゆるくお願いしますと云って帰った。俺は生返事で答えておいたが、特別扱いをするつもりはないと決めていた。ところが縛りが始まると瀬名は縄を拒むというよりもむしろ受け入れてしまう心の持ち主らしく、縄がかかると既にM夫人となっていた。
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業界人に惜しまれながらこのスタジオが今日で終わる日に美雨の撮影をさせていただきました。もう都内では二度とこのようなスタジオは出ないであろう。
そしてこの悲しみの日に長年使い込んだ俺の照明機材も壊れるアクシデントにみまわれた。機材は無機物だから感情を持たないとお思いでしょうが、あにはからん。
このように主人と悲しみを共にするのである。アナログカメラは俺の気持ちと一体になりひどく落ち込むと動かなくなることがあったが、さいわい今回のデジカメには故障が起こらなかった。
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