三池小春

By 2026年7月29日撮影後記

桟敷担当を引退したメイクさんに久しぶりに挨拶のメールを送った。彼女はかって大手映画のメイクを担当していた、よき時代を追憶して暮らしていると元気なようで安心する。


俺は昨年から肩を痛めてそれがますます痛みが酷くなっていると伝えると「おなたは100歳まで撮影が出来ます」励ましなのか無責任なのかわからない返事である。確かに俺は役者が板の上で死を迎えるのを至上の悦びとするように最後まで撮影を続けるであろう。最近は撮影中に1.2本ではあるがフイルムでも撮っている。カメラは重いがシャッターの感触と音が快く写真を撮っているという実感が湧く。これも懐古趣味かな?いやぁ~昔に覚えた若い感触をもう一度身に覚えるのだ。

三池小春女の宣材を見ながら今回は紗の和服と決めた。だが着付けを終えて撮影の部屋に入るまではそれが似合うのかと不安であってが、とても良い感じの仕上がりである。天気は薄曇りで自然光の状況はベストだ。さ~いくぞと内心で叫ぶ。嬉しいことに俺の盛り上がりに小春もついてくる。艶やかな太ももを花柄の薄い絹ぬのから片膝たちに覗く、若い艶やかな皮膚が光を吸って輝くばかりだ。
逆さ吊りだ!耐えろ小春!力を込めた長い首に太い静脈がくっくりと浮立つ、この官能美に俺のカメラが泡立つように騒ぐ。張り型をさした尻を天に向けた素晴らしいカットもある。小春は快楽の苦痛か充足感か涙に潤んだ可愛い目で縄を解かれるのでした。
「次回も機会があればよろしく」笑顔でハグして帰った。

杉浦則夫

撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 助演:鏡堂みやび 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2026.7.16・23 掲載終了 2026.8.24

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