
最近は入れ墨をする若者が増えた。谷崎潤一郎は和彫を刺青といい入れ墨とは分けていた。かの小説の「刺青」の艶美に深く酔いしれて読んだものだ。
西欧人と撮影をすると男も女もほぼ入れ墨が入っている。和彫のような社会と断絶する意味合いの絵柄ではなく、ごく私的なデザインで彫る。俺には理解できない体だ。それが日本のモデルにも最近は多くなっている。今回のモデル みみさんにも一つは飼っていたトカゲが腹部に彫られている。彼女にとっては一時期の記録であろう。
最近は緊縛を経験したいと応募の女性が昔と比べると多くなったが、彼女たちの想いは一時期の記録を求めているようで情念からの想いではないように思う。だが少数ではあるが社会生活との鬱積や幼児期の体験がトラウマで縄を求める女性もいる、そんな時にはその女性の内面のフェチを理解してそれに深く関わる撮影をするべきかもしれない。このようなモデルとの撮影で、ある部分のイメージが商業的に猥褻にならざるをえないのがいつも悩ましい、そんな愚痴を述べても致し方がない。緊縛には猥褻は重要な要素であり、刑罰も場面に重みを加える。ところがアダルトの刑罰表現に規制が敷かれつつある。我々は緊縛と事件性の違いは自己規制しながらやってきた。時代はますます味気ない規制を作りつつある。
みみはとてもフォトジェニックな顔立ちであるが表情が上手く作れないのに苦労していたのを無理に作らないように撮影をした。
画伯が突然ポケットから取り出したローソクにマジシャンのように火を灯しショーツの股の間からはみ出したピンクに色付いている大陰唇にロールイをたらす。みみの肉体に艶が咲き小さな乳首が固く色づく、屈辱と興奮で顔を歪める可愛いいみみ。両手足首縛りの開脚に裸体を晒した形のいい若い肉体に挿入されたおもちゃの振動を感じるみみの可愛さ、若い体は愛おしいものだ。願望の吊りを経験して満足そうだった。
杉浦則夫
撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 助演:鏡堂みやび 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2026.7.2・9 掲載終了 2026.8.13
注意:
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