奈古栞里

By 2022年12月8日撮影後記

奈古さんは縄のパートナーと別れて縄への欲求が高まっているとマネージャからの知らせである。縄の虜になっている女はもの静かで内向的なところが見えるが、25歳の奈古さんはとてもお喋りで明るい。


我々が撮影の準備で忙しくしている間にメイクさんとのとの楽しそうな会話が聞こえる。衣装はレトロなものを使ったが着こなしの上手いせいでとても良い。縄のないカットを撮っている間も拘束への期待でか顔がほころんでいる。

ワンピースを着ているせいでプロポーションの感じがわからなかったが、まくり上げた足の形が長くとても美しい。高く作られた丸椅子に半尻で座らせて伸びた片脚の見事な美脚には周りのスタッフは驚くはどであった。脚フェチにむけて撮ろう、モデルの特色を生かして撮影者縄師が仕事をこなすのが我々の仕事であると濡木さんは教えたものである。だが自責の想いもあるがそれが出来てない、なんとかそこから変化を望むのであるが形どうりで自由な発想に欠けるばかりである。ボヤキはよそう。奈古さんに戻そう。
彼女は肛門プレーの経験がなくそれを望んで桟敷に来た。それを経堂画伯に伝えてあり、開脚M字責めを待っていた画伯はまず花芯にバイブを挿入しアナルバイブを入れクリトリスをバイブレーションする離れ技を行い始めた。使える手は二本責める箇所3箇所ともなるとどうしても愛液に濡れて緩んだ穴から責具が抜けてしまう。画伯はそれでも一方を深く挿入しては緩んだ片方で責めているとても苦労はしているが長年の願望を満たしている様で微笑で上機嫌である。奈古は恥じらいを忘れてA感覚の快楽に悶えに浸るのであった。

杉浦則夫

撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 助演:鏡堂みやび 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2022.12.1・8 掲載終了 2023.1.12

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