本宮杏珠

By 2015年7月9日撮影後記

撮影後記:緊縛撮影に理解を、あるいは興味をしめす女性は増えている。
最近わが社で行ったイベントにも多くの女性が集まった。撮影では報酬がつきものだからお金が目的であってもおかしくはない。縛りを受けて拘束感にひたりたい。現場の雰囲気が好きだ、自分も一緒に創造者の仲間になれる。いろいろな好みで撮影現場にやってくる。

杏珠の場合は縛りの経験があまりなく、かって緊縛写真を撮った時のカメラマンの情熱が忘れられなく気にかけていたおりに今回の撮影がまいこんだので撮影をすることになったらしい。
夏至であるというのに待ち合わせ場所に冬のコートを羽織ってやってきた。聞くところによると、ひどい低体温症で夏の朝でもかなり着込んでいないと寒い、それに今日は肌を晒すのであるからよけいに暖める必要があると病的であるが、裸になった杏珠はFカップを超えるバストに58cmのウエストと美しい、がどこか子どもに見える、特にお尻が子どもだ、ふっくらと未熟な柔らかみがある。
撮影現場の雰囲気が好きなんだろう、皆で創る行為の中心にあるのが心地いいのかしきりと周りをきずかう。昼食はお腹が出るからと食べないで、帰り際に風呂敷につつみ、まるでお中元を運ぶようにして腕に抱えて持って帰る姿が印象的だ。杏珠は鬼のこ君の紹介でした。撮影を終えた彼の一言が。これほどまでにがんばり屋さんとは思わなかったである。初めての吊りの厳しさにもむしろ創る歓びで耐えているのがわかり、若さのすがすがしさに感じ入る。
携帯よりも小説を読むのに時間を使いたいという、いまは太宰治がよくわかり谷崎の卍のラストがふにおちないという。

本宮杏珠(前偏)光が明るく照らすほど、闇はきっと深く濃い

るで夏への供物のように、杏珠は木に括られたまま穏やかに微笑む。窓辺に立って見つめる先にあるものは、厳しく戒められ、淫らに開かれた自分自身の姿なのだろうか。

本宮杏珠(後偏)密やかでやさしい、暗い部屋の出来事

どんなにきつく縛っても、屈辱的なポーズを取らせても、杏珠は静かにやさしく微笑む。それが男によっては、怒りや憎悪に変わることさえあると、知らないわけはないはずなのに。

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