山桜桃

By 2016年7月15日撮影後記

山桜桃とメールに検索すると、見事にこの漢字表記がでる。本人から聞くところでは小さなサクラ科の木で可愛いピンクの花をつけるそうだ。これだけ彫り物をして可愛いはないだろうと思われるが。彼女の一面は本当に可愛らしい。

今回もスタジオでの挨拶が三つ指ついての<おはようございます。ご無沙汰しておりました>と丁寧なことだ。五月が咲き乱れ新緑が清々しい庭に山桜桃の美しさがよりいっそうひきたつ。スタジオの玄関から庭に抜ける空間に太い松がある。いつかこれに吊ろうと思っていたが。背景のロケーションが強すぎて叶わなかった。山桜桃の美をもって叶えようと吊るしてみた、見事に江戸絵巻のような絵になった。だが背景の新緑があまりにも鮮やかすぎると心配しながらであった。その写真をパソコンで観てみるよ、やはり山桜桃の美は鮮やかな新緑にまけることがなく美しくゆっくりと松の木に回転していた。撮影前夜のtwwiterに<明日の撮影を想うと胸がたかなり寝付けない>と書いていた。私たちはショーに命をかけてやっている。だがこの撮影には保護された安心感のなかで好きにふるまえる。<だから先ほども2回も撮影中にいってしまった>という。縄が好きなのだ、縄の世界で山桜桃を解放する。山桜桃は濡れる。
今日もヨーロッパの何処かで華やかなショーを展開していることでしょう。いちフアンとして長く現役でいてください。
文 杉浦則夫

撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 制作:杉浦則夫写真事務所

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