加納綾子 令嬢をむごい羞恥で苦しめる 前後半掲載

By 2014年4月24日6月 16th, 2015撮影後記

画家ボナールであったと思うが、横顔というか後ろ顔のデッサンで顎の線が艶かしく描かれていた絵を見て以来、女の顎は私にとって重要なポイントとなっている。加納の顎はそんなてんで私を満足させてくれる。

幼児期の両親の食生活に対する配慮があってこそ顎の骨格が美しく整う。受縛されおびえる綾子の眼差しと小口に整った唇に見入るばかりの誘惑を受けて今日一日の撮影の進行を楽しみにした。
このスタジオは六本木の繁華街の一画に残るひらやの日本家屋である。こんな令嬢をむごい羞恥に苦しめてみたい欲望が綾子の整った美しい顔を見つめているうちに突然おこった。その庭に面した窓辺に綾子の下半身を晒し、クリップで花芯を開いてみた。もちろんそれは覗き見る一人の男を想定してである。ヒッチコック監督の裏窓である。林立する高層ビルの一画からこの光景を晒された綾子を覗き見たならば卒倒しないまでもその男は股間に手を忍ばせて生涯で最高の手淫をするであろう。綾子もそんな危うい人の気配を感じつつこの辱めを受けた。

綾子は敏感肌なのか縄を解いた後の縄痕が柔肌に縄のこすれた痕で赤い文様を作り皮下出血を残す。ここにも一つの無惨美が写されている。影像にもありますが脇腹の水泡はロー泪の火傷ではなく縄のこすれでできてしまった痕です。こんな責めを受ける数時間のうちに加納は受縛の快楽をおぼえたのか二穴バイブの責めをうけて恍惚の表情を現すのでした。

杉浦則夫

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