+縄+想い12

By 2015年7月11日 緊縛コラム

「唾液」

  無意識のうちの流れ出てくる体液の中に唾液があります。今回は、唾液に関して書いてみます。

 今回選んだ画像ですが、この時の私には二つの魂がぶつかり合っていました。
この日は、杉浦先生と私にとって、久しぶりの縄の日でした。私としては、終日縛られていたい・・・そんな想いでいっぱいだったのです。最初の縄がかけられてソファーに座らせられました。
私は、久々の縄を心から迎え入れていました。上半身を縛られ座らせられて、まるで道行く人への晒しを、あるいは怪しいバーの会員様へのおもてなしをイメージしました。私は一つのイメージが出来ると、その世界へ堕ちていくことで縄の意味を感じます。この時は、辱めを与えられるための縄なんだ・・・って感じました。ところが、杉浦先生はカメラを構えるよりも、私の股間に手を伸ばしてきて指を中へ中へと滑らせていました。そして、「入れたい・・・」そんな言葉が耳に入った時に私の中で内戦状態が勃発です。
「このまま縄を受け続けて晒し者同様な扱いをされたい」そんな感情が占めている心の中で、「私は、性を楽しむ女なんだ・・・」という本能的な心が大きくなっているのを感じました。この二つの心が、私を人であることを混乱させるんです。縄を受けたい、女にもなりたい・・・その想いがごちゃ混ぜになって、自我を無くしたいって考える。
そうなると、縄を感じながら、性的快感も感じていく。意識がどこにあるのか分からないから、無機物になってしまいたいって思い始める。深い呼吸も面倒だし、視界に入ってくるものも平べったい映像にしか見えなくなる。口内に唾液が溜まっているのも感じるけど、唾を飲み込むことが意識的行為に感じているんだと思う。唾液が内へ流れようが、口外へ垂れようが構わない・・・私は、二つの魂に振り回されたくないんだと思う。心を無くして縄も性も受けているモノで十分だと感じる。
画像は、そんな私の内戦の結果での唾液の流れだと思います。唾液に特別な意味は無いと思います。私個人の縄を受けたい欲望と女としての欲望がぶつかった結果、両方を受けたい、受けるためのモノを選んだ私の姿です。
これからも、そんな唾液が流れることはあるかと思いますが、毎回画像をみて過去を思い起こすのは、困難です。私の唾液の意味の一つとして、記憶においていただけたら嬉しいです。
私は、唾を流せ、涙を流せ、には応えることができません。作為的に流した体液は、身体も心も冷めている状態です。イメージの世界に入ること、それが魂も身体が無になれる。

 今回は久々に書きました。伝わることが出来るか、不安ですが、一読いただけたら嬉しいです。
   美帆

2 コメント

  • 杉浦 則夫 より:

    つづき
    互いにこのような重いエネルギーを貯めたままラブホをでることがよくある。発散させればお互いに気持ちが軽くなるのであるが
    せっかく高めたエネルギーをたやすく放出しては、これから2時間あまりビールを飲み互いの未放出の下半身をざわつかせ酔いで
    血を熱くしてさきばしりが脳までとどくなんともいえない身体のほてりを遊ぶ楽しみを失うことになる

  • 杉浦 則夫 より:

    6月の中旬からお互いに忙しい日々だった。久々だからといってこの程度の縄の感触で涎を流す事もあるまいと不思議に思った。
    そんな二重構造が出来ていたとはつゆ知らず欲望を押さえてカットをきざんだ。この日は部屋の地明かりでラブホにいる二人を
    記録的に撮りたいと思い、ライトを持たない軽装で入った。前に部屋のスタンドライトをメインライトにしてそれなりの写真をおさめたから、今回もそれでやってみようと思った次第だが、入った部屋の照明が以前の部屋とはまるでちがう。俺の脳内でスイチオフの嫌な音がした。今日は駄目だと期待をはずされたいらだちがよけいに欲望をつのらせた。そして禁欲をまっとうした一日

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