有加里ののか

By 2026年2月26日撮影後記

10年前の個展の際の集合写真がFacebookに掲載されていたのを見るとみんなが若いし美しい。我々の年齢における10年はまたたくわに過ぎ恐ろしく老化をもたらす。35年ほどヘアーメイクで協力していただいていた方から疲労で引退を告げられて残念であるが了解をするしかなかった。


また今回の撮影は奈加さんが当日に持病の心臓に異常脈が起き来られない緊急事態で急遽若手のキタさんに連絡を取り来てもらうことになった。彼はfacebookに個性的な緊縛写真を掲載して人気が高い、特に西欧の人からの人気を得ている。俺も昨日まで3日間西欧の緊縛しとモデルとで写真のレクチャーをしていた。モデルも緊縛師も縄に対しての興味が日本以上に高く満足に写真が撮れた。彼らが深い情熱と技術を持っているのになぜ来日して学ぼうとするのであろうか?それはルーツへの憧れであろう。だが所詮は西欧と日本では表現のリアリズムが違う、そこまでは会得するのは不可能なことである。

急遽縄師の変更ということもあり老人に調教された孤独な少女が自縄自慰にふけるテーマとなった。ののかさんの可愛さがこのテーマにぴったりな事にも助けられている。撮影は明かりを閉ざしたののかの四畳半の自室で電気ストーブの光のもとで自縄自慰にふけるシーンから始めた。撮影条件は当然悪い、だが秘密に耽るには僅かな光が条件だと思い行う。当然画像は真っ赤である。途中で画像の赤に耐えきれなくなりカーテンを僅かに開けて自然光に変更した。ゆえに赤い画像はモノクロになっている。この自縄の股縄は臨場感が出たと思う、ただモザイクがかからない事を願う。
大学の文学部に通うののかさんは将来の職業をライター志望です。大切な国語辞典を抱えて希望に満ちた笑顔で映ります。場面が一転すると細いウエストのくびれから連なる艶やかな白桃のごとき尻を白昼の光に晒している。別室で受けた股縄の疼きで蕾の花茎は小陰唇がじっとりと濡れて今にも透明な露をこぼさんとする。

これ以上に辱めを受けるのかとつぶらな瞳で不安げに見つめるののか。大陰唇に重いオモリが下がる苦痛、割れ目の暗闇の肉のひだにおとずれるうめきに私の快楽。

杉浦則夫

撮影:杉浦則夫 緊縛:カスカベキタロウ 助演:鏡堂みやび 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2026.2.19・26 掲載終了 2026.3.26

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