吉岡愛花

By 2015年12月10日撮影後記

塚田詩織の撮影が終わろうとしている時にふわりと撮影現場に吉岡は現れた。鬼のこさんからモデルの候補が来ますからと面接を頼まれていた。撮影が終盤の佳境であったためろくに挨拶も出来ずの初対面であった。撮影の終了後に紹介されたが疲れていたせいで後日撮影の日取りを決めましょうとし別れた。小顔なもの静かな人であった。


撮影日は久々の快晴でスタジオの縁側には冬の陽射しが部屋の奥まで濃い影をつくってさしていた。勝手に今日の撮り出しを<秘恋の消却炉>などと決めて撮り出した。愛花の美貌の奥にひそめている暗い影、それを性でくくるのは短絡すぎるが、俺にはその一面で女を描くしかない。
愛花の太ももにくっきりと残る蒼痣、これが愛花のミステリアスだ。もしそれが折檻の痕ならば女の被虐愛は相当なものであるし、それは女の隠された性の深い癖である。開脚で花芯を晒され男の嫉妬をあびながら微笑を表す女の奥に巣くう熱い塊、情念、恐ろしい、それは男の愛を触媒として育てた女の自己の被虐性癖。俺は愛花のような身体つきの女で縄が作り出す被虐美を描いた、それは40年も昔の話だ。女の美貌から遠ざかりながらひたすら自己に集中して被虐美を写真にしていた。

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