灯月いつか

By 2015年9月11日9月 14th, 2015撮影後記

曙橋田中スタジオについて、
もとは3階建ての倉庫会社をスタジオに改装してある。高い天井に何かを吊るして移動させるような頑丈なレールが5m程の高さにあり、吊りどこの短いパイプを3m程の高さに作ると吊り場としてはダイナミックな吊りが出来るので重宝である。

もちろん家具は洋風である。また入り口がいい、人は乗れない蛇腹のドアーの2m四方程の金網で出来たリフトがあり、いかにも怪しげな雰囲気だ。
灯火いつかとは、先の緊縛桟敷のイベント<縄の雲海塾>に手助けで来てくれた時に少し話す機会があり近況を聞くと、フリーで仕事を受けているからなかなか仕事がこないから週3ほどをアルバイトしていると云う。大学を卒業した学歴があるのだから企業に就職してこちらをアルバイトにすればいいのに、芸事(?)が好きであくまでこちらを本業としたいという。
桟敷の撮影は二度目でした。前回は不安と緊張で終わったが、今回は前回の自分の画像をよく観て、いつかなりのイメージを創りやってきたから楽しいという。
いつかを椅子に座らせた時に、何故かバルテスー最後の芸術家にして少女の猥褻がを描くーの座る少女の絵を思い浮べた。片足をくったくなく曲げて椅子にかけた少女が白いパンツが見えるのをなんの警戒心もなく画家を見つめる。日常であるから猥褻なのか?いつかの形のいい脚がみごとにそれを再現した。ここでつまずくのとスイチオンになるのとではその後の撮影に大きく違いが出る。そしていつかは痛みの感覚を忘れたように長丁場の吊りにも痛みを訴えない。艶やかな肌は白く光る。
スタジオを出たのは21時頃であった。曙橋の駅まで一緒した、これから来月講演のアンダーグラウンドな芝居の稽古だと浅草にむかった。

※会員サイト内で掲載している物語より一部掲載。

灯月いつか わたしの人形はよい人形(前編)

まるで男を拒絶しているかのように無表情ないつか。だが焦る男が加えた凄惨な緊縛に、いつかの身体はひっそりと反応していた。

灯月いつか わたしの人形はよい人形(後編)

冷たいガラス器の先端は、容赦なくいつかの中に侵入する。腸内に満ちる液体はいつかの体温と混じり、出口を求めて奔流した。

杉浦則夫緊縛桟敷 掲載内容 会員登録ページ
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以後はグループサイトの緊縛桟敷キネマ館にて販売される予定となっております。
リンク:緊縛桟敷キネマ館 →

2 コメント

  • 加藤浩樹 より:

    いつかちゃんの作品は、いつ発売になりますか?わたしの人形はよい人形の前編後編です。期待してます。

    • STAFF より:

      ご連絡ありがとうございます。
      本作の単品販売は10ヶ月先となってしまいます。
      申し訳ございませんがどうか気長に待っていてください。
      以上、どうぞよろしくお願いいたします。

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