灯月いつか

By 2017年1月25日撮影後記

モデルが決まるとキャラクターを描いてみる。いつかの暖簾に腕押しのような喋り方とたのまれた事はなんでも受けてしまうような人のよさ、ただそれだけではない大学を終えて日常英会話が堪能らしい。外見よりは本当はしっかりものかも。そんないつかを思い女中だとイメージする、それも戦前の女中、いってみればおしんである。


だが衣装がない、巣鴨の地蔵通りで探しても、筒袖の田舎者らしき和服などはあるはずがない。一旦あきらめかけてメイクさんに相談すると、和服の袖を縫い込むだけで後は当日に作りますという嬉しいさしずで小間物を揃えておしんに決めた。出来上がったおしんはこれほどまでもと思えるほどできばえがよく可愛く出来た。

最近は小舞台で活動しているようで撮影が始まると役にとけこむのが早い、庭の木に晒してみると素足が寒々しくかわいそうな少女をみせる。ローソクの光が鮮やかになるほどの淡い光の台所でのロー泪責めはいつかの喘ぎが俺を昂らせ圧巻の出来映えと思う。後半での長襦袢を着せたのは、家長のエロじいさんが親心で女中を飾ってみた。なんだかおきやの女郎みたいになったが、そのぶんいつかに色気がついた。

<田沼さんいつかの性器に足の指をねじ込んで服従の決意をさせてください>と俺。この人は一風変わった人で発想が一般的ではない。そしてとても紳士である。俺の言葉がとどくと足を洗い指紋が消えるほどにこすって準備をする。いつかはますます女になっていく。

文 杉浦則夫
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